脱毛直後にジェルネイルはしてもいい?
爪のおしゃれとして、近年人気があるのがジェルネイルという施術です。
専用の施設だけではなく、現在では自身で爪に施すこともできるため利用している方もいるでしょう。
しかし、爪に塗った溶剤を固めるためには、ライトを照射する必要があり、それが脱毛に悪影響を及ぼす可能性があります。
決して強力とはいえないライトですが、安全に使いたいなら、注意事項を知っておきましょう。
脱毛後の肌はダメージを受けている
サロンで脱毛を受ける行為はとても安全ですが、少なからず肌がダメージを受けてしまうことも事実です。
もちろん、通常の生活で痛みが感じるほどの大きなダメージを受けることはありません。
しかし、日焼けなどの肌にダメージを与える行為を自ら行うのは避けるようにしましょう。
肌に負担をかける行為をしてしまうと、トラブルが起きてしまい、赤みや腫れなどの原因となってしまいます。
その負担をかける行為の一つとして、ジェルネイルを施すときに利用するライトがあります。
爪だけにピンポイントで照射できるのならよいですが、実際は指や手の甲など全体に照射してしまうケースが多いです。
つまり、指や手の甲のムダ毛を除去してもらった場合は、溶剤を固めるためにライトを照射すると、肌がダメージを受けてしまいます。
もちろん、脇やすね毛などの処理をするのなら、まったく関係ありませんが、指や手の甲に行ったのなら気をつけなければいけません。
ジェルネイルに使うライトには種類がある
ジェルネイルの溶剤を固めるためのライトには種類があって、UVライトとLEDライトの二つがあります。
まず、UVライトのほうは紫外線を照射する機器なので、出力は弱いですが、日焼けをしてしまう可能性も少なからずあります。
そのため、施術後だけではなく、日焼けをしてはいけないとされている施術前も利用しないほうが賢明でしょう。
ちなみに、日焼けをしてしまうと、サロンで脱毛を断られることもあるので注意が必要です。
そして、LEDライトのほうですが、日焼けをせずに、溶剤を固められると人気になっています。
しかし、肌へダメージを与える可能性はあるため、UVライトと同じように施術後は使わないようにしましょう。
もしも、施術前にどうしても爪のおしゃれをしておきたいと考えるなら、日焼けの可能性がないLEDライトを使ったほうが安心です。
結局、どちらとも施術後に利用するのは推奨されていないため、完璧な肌を望むなら、UVもLEDも使用をおすすめできません。
マニキュアで我慢することも考えよう
幸いなことに爪のおしゃれには、ジェルネイル以外に、マニキュア(もしくはペディキュア)というものが存在しています。
そちらならば、塗った後にライトを照射する必要はなく、乾燥させるだけなので、施術を受けた後でも問題なく利用できます。
効果の持続期間が短いですが、安心して使えるため、施術が完璧に終了するまではマニキュアで乗り越えることも考えたほうがよいです。
肌が日焼けに耐えられるようになるまでの2週間だけ、マニキュアに切り替えるのは、それほど大きな負担だとは感じないはずです。
ムダ毛をしっかりと退治して、きれいになった肌で最大限のおしゃれをしたいのは分かりますが、少しの間だけマニキュアで我慢しましょう。
ムダ毛の処理を考えている方は、周囲の人たちから、きれいに見られたいという願望があるはずです。
そのため、施術後もジェルネイルをやりたいと考えるかもしれませんが、赤みや腫れが起きてしまったのでは、それまでの苦労が台無しになってしまいます。
それは、ちょっとの我慢で簡単に避けられる事態なので、きれいになりたい方こそ慎重さを忘れないようにしましょう。
なお、どのくらいでライトを照射してもよいかハッキリさせたいなら、脱毛サロンの方に確認すれば教えてもらえます。