脱毛の仕組みとは?
脱毛を受けられるエステサロンや美容皮膚科など美容系クリニックが多い新宿区は、脱毛の激戦区として知られています。
そんな新宿区で無駄毛の処理を考えているなら、どのような仕組みで無駄毛を処理することができるのか、仕組みをチェックしていると良いでしょう。
施術を受ける上でまず理解したい毛周期
無駄毛を処理するメカニズムを知る前に、まず体毛が生える仕組みを把握しておく必要があります。
人の身体に生える体毛には、毛周期というサイクルが備わっています。
体毛は意識しなくても自然と生えたり、抜けたりを繰り返すものです。
この体毛が生えたり抜けたりを繰り返すサイクルのことを毛周期と言います。
毛周期には体毛が太く長く成長する成長期・成長がストップする退行期・毛根の活動が完全に停止して体毛が抜ける休止期という3つに分けられます。
体毛は毛穴1つ1つから生えてきますが、どの部位であっても毛周期が関係して生えることに変わりはありません。
ただ、身体の部位によってはもちろん毛穴ごとに毛周期のサイクルが異なるので、全身の体毛が一斉に伸びて一斉に抜けるということはなく、生えている所もあれば毛根が休止期にあり体毛がない毛穴もあるのです。
成長期にある体毛しか処理できない
新宿区のサロンやクリニックで行われている脱毛法は、成長期にある体毛しか処理することができません。
サロンは光を使った施術法、クリニックはレーザーで体毛を処理する施術法を採用しているケースがほとんどです。
光・レーザーどちらも、熱のダメージを毛根に与えて脱毛効果を発揮します。
光やレーザーは黒い色にのみ反応する特殊なものです。
成長期にある毛根には黒い色素のメラニンが多く含まれています。
肌に光やレーザーを照射すると、メラニンに光やレーザーの熱エネルギーが一気に集中して、毛根部分の温度を高めます。
光は毛根部分の温度を約60度から70度にまで、レーザーともなると約250度にまで上昇させることができるようです。
これだけ高い熱によるダメージを毛根に与えることによって、体毛が抜けるというメカニズムとなっています。
体毛の成長がストップする退行期や、完全に毛根の活動が止まる休止期にある毛根には、成長期の毛根のようにメラニンが多く含まれていません。
光やレーザーを照射したとしても、退行期や成長期にある毛根は処理できないのです。
サロンやクリニックでの施術は、成長期にある体毛しか抜けないということは覚えておきたいポイントです。
毛周期に合わせた施術を行うのが重要
サロンやクリニックで脱毛の場合、毛周期に合わせて施術を受けるというのが鉄則です。
毛周期に合わせて適切な施術を行うことによって、よりスピーディーに体毛を処理できます。
ただ、毛周期は身体の部位によって、成長期・退行期・休止期の長さが異なるようです。
施術を受けたい部位の毛周期をチェックしてみると良いでしょう。
施術部位として特に人気の高いワキの場合、成長期の長さは約3ヶ月から5ヶ月程度です。
退行期・休止期も同じく3ヶ月から5ヶ月ほどあります。
ワキ毛をスピーディーに処理したいのであれば、3ヶ月に1回のスパンで施術を受けるのがおすすめです。
薄着になると体毛が目立つ腕や脚の場合は成長期・退行期・休止期全て、約4ヶ月から5ヶ月程度の長さとなっています。
自己処理が難しいVラインはワキや腕・脚と比べると、成長期・退行期・休止期の期間が長めです。
成長期は約1年から2年、退行期・休止期は1年から1年半ほど続きます。
退行期・休止期の期間が長いので、他の部位に比べるとVラインは施術期間が長くなる傾向にあるようです。
体毛には成長期・退行期・休止期という毛周期が備わっています。
サロンやクリニックでの施術の場合、成長期にある体毛しか処理できません。
効果を早く実感したいなら、毛周期に合わせて施術を受けるということが大切です。